BtoBマーケターのリアルな仕事①

皆さん、マーケターと聞くと、どんなイメージがあるでしょう?「広告運用」「SNS活用」「インフルエンサーとのイベント」…。華やかなイメージが多いかと思います。

イヤイヤ、今回はあまり知られてないBtoBマーケターのリアルな仕事をお伝えします。

 

▪️はじめに

私は、港区の事業会社に勤めてます。割と大きい会社で、名前を知ってる方は多いと思います。ただ、BtoB事業となると「具体的に何やってるんだろう?」という感じです。

そのため、現場で頑張るフィールドセールスの力が強くて、マーケティング部門は影の組織です。

 

そんな中、デジタルマーケティング&インサイドセールスを活用して、フィールドセールスへのリード提供を行おう、という趣旨で新しい部門が立ち上がりました。それが今いる私の部門です。(この組織に至るまでも色々な変遷があったので、それは後で記事にします)

 

▪️組織について

この部門には様々な組織があります。広報、イベント、企画、webプロモ、インサイドセールスなどなど。その中で私は、企画部内のある課に所属してます。

 

▪️仕事について

私の主な業務はMAツールの運用です。企画部門や営業部門から、様々な施策の依頼がきます。

 

・単発メール配信

・ステップメール配信

・フォーム、LP作成

・ナーチャリング施策 などなど

 

その依頼を実装する仕事をしています。元々は企画〜実装〜分析までをやっていたのですが、組織が大きくなり、非常に多くの施策を実施しているために、企画、実装、分析をそれぞれの課に分けました。完全に分業制です。

受けた依頼の趣旨を把握し、より効率的で、より分析のしやすい方法を考えて、ツールに実装します。

MAツールだけでなく、営業へのリードの引き渡しはSalesforceを使っているので、Salesforceとの連携設定やキャンペーン設定も行います。

受けた依頼を淡々と受ける単純作業に思えますが、施策単位で、メールテンプレートの種類やフォームの構造、LPのデザイン、リードの引き渡し方など全て異なるので、結構頭を使います。

私自身、もう4つ目のMAツールなので、だいぶ癖が分かってきましたが、それでも毎回悩みます。

 

なにより一番頭を抱えるのが、営業へのリード引き渡しです。「メールのリンクをクリックしたらキャンペーンメンバーに追加」や、「セミナー申し込みフォームに入力したら通知する」など、施策によって、様々な条件、方法を指定されます。

ツール側へ設定し、それらをインサイドセールスと連携するのですが、なかなかうまくいきません。

 

次回は、インサイドセールスへの連携の何で困っているのか、うまくいっていないのかを書きたいと思います。