MAツール(導入編①)
こんにちは。
MAツールと一言で言っても、外資系ツール、国産系ツールそれぞれで、かなりの種類がありますよね。
実際に導入するとなると、どのツールが良いのか、かなり迷うと思います。会社の規模にもよると思いますが、そんなに安い買い物ではないですし…
私の会社では、現在は外資系ツールを導入してますが、ここに落ち着くまで複数のツールを導入したり、検討してきました。
今日は、その遍歴をお話したいと思います。
◯4年前
最初のMAツール導入
→大手外資系ツール
→API接続なし。リード数もかなり少ない。
→導入時は、コンサルベンダーに支援を依頼。半年の契約でインプリと施策3本を実施。
コンサルベンダーに任せていた結果、半年たってもMAツールの機能を使いこなせず、運用に苦戦。
また、毎回本国に確認を取る外資系ベンダーのサポートへの不満が募る。
リード数も少なかったため、より簡易的に利用出来るツールへの変更を検討。
◯3年前
2回目のMAツール導入
→国産系ツール
→API接続なし。1回目同様、リード数はかなり少ない。
→移行作業は自社で実施。(そんなに移行するアセットが無かった…)
特定の部署のリードのみを対象とした、単発メール配信が中心。最初に使っていたツールと比べると、かなりシンプルな機能であったため、複雑なシナリオの実装は出来なかった。その一方で、UIが優れていたため、スキルの偏りが起こることがなく、パワポやエクセル操作が出来る人であれば1ヶ月程度でマスターすることが出来た。
そんな中、2つの出来事が発生。
1つは、特定商材に限ったブログサイトの立ち上げが決まり、そのサイトでのユーザー獲得、ナーチャリングに新たなMAツールを使うことが決まった。(3回目のMAツール導入)こちらのツールは、支援会社に運用含めて委託していたため、ガッツリ使ってはいないが、上記の国産系ツールと並行して運用を行っていた。
→外資系ツール
→API接続なし
2つめは、全社的にCRMのリプレースが決定し、知らないうちにそのCRMの関連ツールであるMAツールの導入も決定。国産系ツールからの移行が余儀なくされた。
◯2年前
4回目のMAツール導入
→API接続あり。(ここで初めて、CRMとの接続!)リード数も7倍ぐらいに、一気に増加。
→移行作業は、コンサルベンダーに支援を依頼
初めてのCRMとの接続で、リードや結果の連携が出来るようになり、施策数が倍増。扱うリードも、特定の部署のみでなく、営業全部署が対象となり今までの7倍以上に。
良くも悪くも、MAツールを使った施策に注目が集まるようになり、様々な意見が出てくるように。
より効率的な施策の実行を求められたり、より複雑なスコアリングを要求されたり。そこで、再度ツールの変更を検討。
◯半年前
5回目のMAツール導入
→大手外資系ツール(実は最初と同じツール!)
→API接続あり
→移行作業は、複数のコンサルベンダーに支援を依頼。(移行対象のアセット数が膨大だったため💦)
やっと今のツールに来ました!!いや、改めて書いてみるとMAツール入れ替えすぎですね…ここ数年で会社の状況も大きく変わっていることもあり、仕方ないのですが、ほぼ1年単位で入れ替えてますね。
施策を実施するよりも、導入検討や移行作業の方が多い気も…(あまり大きい声では言えませんが)
実は、今のツールの導入も、導入検討で半年以上かかっています。ちょっと長くなってしまったので、今のツールの決め手や検討ポイントを次回で説明します!
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